更新日:2023年11月18日
こんにちは齊藤です。
本日のテーマはこちら
青汁にまつわる素朴な疑問
前半部分では原料である大麦若葉とケールの違いについて
後半部分では加工方法の違いで現れる青汁の特徴について解説していきます。
大麦若葉とケールは組み合わせて飲むのがおすすめ!
そもそも青汁とは、食生活で必要な栄養素を含む、緑葉の野菜を搾り取ったものを指します。
『大麦若葉』と『ケール』は似たようなものに思われがちですが、それぞれ違った特徴をもつ原材料なのです。
まずは、この「大麦若葉」や「ケール」の原材料の特徴についてみていきましょう。
大麦若葉はエイジングケアやうるおいを求める方におすすめ!
特徴
大麦若葉は細胞や肌の老化ケア・体のエイジングケアにピッタリ!
大麦若葉は豊富な栄養素はさることながら、細胞のダメージ源を取り除くことに優れておりエイジングケアにピッタリの原料となっています。
食物繊維はキャベツの約15倍含まれており、食物繊維を取りたい方にもおすすめです。
代謝をサポートする葉緑素(クロロフィル)も豊富に含まれているため、健康と共に美容にもよい原料と言われています。
味わい
大麦若葉は苦みがほとんどなく、初心者にはまずこちらを試してもらいたいです。
ほとんど味を感じないため、牛乳や豆乳、スムージーなどに加えても味はほとんど変わりません。
必要な栄養素と一緒に、体のエイジングケアしたい方、肌や細胞の老化ケアをしたい方、より食物繊維を取りたい方には、大麦若葉を選択してください。
ケールは「野菜の王様」!栄養価が特に豊富
「野菜の王様」の肩書を持つケール。緑黄色野菜の栄養素を取りたい方にピッタリ!
ケールの特徴は何といってもその豊富な栄養価です。緑黄色野菜に含まれる必要な栄養素をたっぷりと摂取できます。
ビタミンAは人参の約2倍 カルシウムも牛乳の約2倍とビタミン、ミネラルともに特に豊富に含まれております。
また、ケールには、目に優しい「ルテイン」や睡眠のリズムを整えてくれる「メラトニン」が含まれております。
味わい
かつて、『苦い』と言われていたのはこのケールの青汁。
最近では、加工技術が向上し昔ほど苦みが気にならなくなっていますが、青汁を飲みなれている方向けです。
ただし、大麦若葉よりも味が濃く、体にいい成分を飲んだ!と実感しやすいのがケールの特徴です。
緑黄色野菜の栄養素をたっぷりと摂りたい方、目の調子が気になる方、睡眠の状態に不満を持っている方は、ケールの青汁がおすすめです。
基本的には、食物繊維や栄養素を多く含む緑葉の野菜であることには変わりないですが、このようにケールと大麦若葉では特徴が全く違ってきますので、実は大麦若葉とケールを組み合わせて摂取するのもおすすめ!1種類だけ飲むよりもよりいろいろな栄養素を吸収できます。
私としても『朝に大麦若葉・夜にケール』などと1日にそれぞれ組み合わせて摂取していただくことをおすすめしております。
加工方法による青汁の特徴の違い!あなたの好みはエキス末?微粉末?
今では青汁は粉末状のものが一般的になってきました。
この粉末状への加工方法に違いがあることを知っていましたか?
実はこの加工方法によって現れる特徴がありますので、みていきましょう。
エキス末は栄養素凝縮したエキスを乾燥させたもの
エキス末というのは、果汁生搾りのように大麦若葉やケールのエキスを絞りとったものを乾燥させて粉末にしています。- 特徴1:搾りとった栄養素をちゃんと吸収できる
- 特徴2:水に溶けやすい。のど越しもまろやか
ただし、繊維を取り除いている分、少量でも同じ栄養素を吸収できます。
微粉末は細かく砕いているから、植物本来の食物繊維が取れる!
一方、微粉末は細かく裁断し、飲みやすく加工しております。
- 特徴1:素材本来の形に近い状態で摂取できる。
- 特徴2:素材の食物繊維が取れる。
なので、食物繊維が取れる代わりに栄養素の吸入はしづらくなってしまいます。
どっちの加工方法がおすすめ?
特徴をまとめておりますので、自身の考えにあっている方の青汁の加工方法を選んでみてください。
エキス末 | 微粉末 | |
---|---|---|
メリット |
・搾りとった栄養素がしっかりと摂れる。 ・溶けやすい |
・食物繊維が取れる。 ・食材自然の形で摂取できる。 |
こんな人にお勧め | ・栄養素をしっかりと摂りたい人 ・飲むときにざらざらした感触が苦手な人 |
・食物繊維を取りたいと思って青汁を飲んでいる人 ・自然に近い形で摂取したい人 |
まとめ
大麦若葉 or ケール
エキス末 or 微粉末
おすすめの組み合わせは、
ですべての要素をバランスよく吸収できますよ。